誤投入への提案
◆誤投入とは
誤投入とは、パイプラインの投入口に一旦入れたもの(例:ガギ、医薬品、携帯電話等)を利用者が市へ連絡して投入口の中から探し出す依頼をいいます。
◆2018年度の誤投入データ
No | 月 | 投入口 | 場所 | 作業内容 | 作業人数 | 作業時間 | 労務費 | |||
1 | 4月 | 30098 | 陽光町 | ごみを取り出したが、発見できなかった。 | 5人 | 110分 | 33,000円 | |||
2 | 5月 | 30088 | 陽光町 | (家の鍵等)を取り出す。 | 1人 | 30分 | 1,500円 | |||
3 | 7月 | 30118 | 陽光町 | (医薬品)投入口のドラム内を操作して発見した。 | 2人 | 30分 | 4,500円 | |||
4 | 7月 | 10029 | 若葉町 | (自転車の鍵)貯留槽内を操作して発見した。 | 2人 | 40分 | 4,000円 | |||
5 | 9月 | 3061 | 浜風町 | 貯留槽を操作したが、発見できず。 | - | - | - | |||
6 | 10月 | 33128 | 海洋町 | (自宅の鍵)ドラム内を操作して発見した。 | 3人 | 40分 | 6,000円 | |||
7 | 10月 | 2112 | 新浜町 | (自転車の鍵)ドラムから捜索し、発見した。 | 4人 | 40分 | 6,000円 | |||
8 | 1月 | 30158 | 陽光町 | (通帳・印鑑)ドラムから捜索し、発見・返却した。 | 2人 | 30分 | 3,000円 | |||
9 | 2月 | 32038 | 南浜町 | (買い物袋)ドラムから捜索し、発見。本人に返却。 | 3人 | 40分 | 6,000円 | |||
10 | 3月 | 8039 | 若葉町 | (携帯電話)を取り出し、返却した。 | 3人 | 30分 | 4,500円 |
◆現状の問題点
誤投入されたものを投入口から取り出すことは、大変な作業となっています。電話連絡を利用者からもらったら、現場に行って投入口に入り、その中にあるすべてのごみを地上にだします。そうして、ひとつひとつビニール袋を開き、投入されたというものを探し出しますが、利用者の記憶間違いで(実は自宅にあった等)の場合もあります。この作業は、ガスボンベやリチュウム電池が投入口に廃棄された場合には、爆発の危険性があり安全性に問題がおきています。更に、作業中に細菌が付着し、体に付着して健康面の問題もあります。また、経済的な費用対効果が無いものも多くあります。
そうして、作業が終了したら、すべてのごみを投入口に入れ直す必要があります。なお、投入口には従前から「貴重品を投入すると回収不能です。」とステッカーが張ってあります。

◆利用者の会の提案
今後は、一定の告知期間(例:3ヶ月)を設け、誤投入の作業を中止する。
なお、告知は投入口に明確なメッセージを伝えるものを貼る。
◆利用
- 作業員の健康面、安全面を考慮する。
- すでに告知は、右図のものが貼ってある。
- 費用対効果を考慮すると、誤投入の処理は採算性が非常に低い。
◆今後の行動
ゴミパイプライン協議会を通じて、市へ提案をおこなう。
以上