豪雨対策 その1
今年度に入りパイプライン(輸送管)は経年劣化により穴が空き、そこから豪雨のたびに、パイプライン内に雨水が入り運転(ごみの吸引)ができなくなっています。
そこで、ゴミパイプライン協議会の中でワーキング・グループを作り、その対策を検討しています。
まず、できることから実施していこうということで、豪雨が予想されるときは事前に早朝のパイプラインを止めることにしました。このことにより、
① 大量の水とパイプライン内のゴミが混ざり合うことがなく、排水作業が短縮でき復旧時間を短くすることができる。
② 大雨の後、パイプライン内にゴミがないために、点検作業の時間が短縮できる。と考えています。
この対策実施は、すでにメールの連絡体制を利用者の会で構築していますので、そのルートで事前連絡をいたします。
皆様のご協力をお願いします。
なお、この結果については、実施後の効果測定を行ない、皆様にはお知らせいたします。
具体的な対策は下記の通りです。
大雨によるパイプライン被害軽減対策について
近年,大雨によるパイプライン運転停止が発生しています。これは,昭和54年からの長年の使用により輸送管が腐食や摩耗により穴があき,大雨時に大量の水が浸入しているためです。そのことにより、
① 輸送管内に大量の水が入ってしまうと運転ができなくなり,排水作業等の復旧に非常に時間がかかってしまいます。
② また,水が入った状態で早朝の無人自動運転がかかった場合,輸送管内に侵入した水が広範囲に広がり,また,ごみと水が混ざってしまい被害が拡大し復旧作業の時間がさらにかかってしまいます。
輸送管の穴あきについては,順次補修していっておりますが,次々と新たな穴が発見されており,完全に防止することは困難な状況です。
少しでも被害を小さく抑え、復旧時間を短縮するため,ごみ収集パイプライン利用者の会と市のワーキング・グループで話し合い,以下の対策を考え運用していくこととしました。皆様のご理解とご協力をお願いします。
【軽減対策(暫定)】
① 台風など大雨等が予想される場合,次の日の早朝の定時運転は中止する。
② 雨がおさまった後,各点検口等から水の浸入の確認を行い,問題なければ順次運転を再開する。(状況によりますが,運転再開まで確認作業に1~2日程かかります。)
③ 水の侵入のある地区については,排水作業後に運転再開する。
※青ランプのときは,投入できます。
※定時運転を中止する場合は,利用者の会のメール連絡網でお知らせします。
※ 暫定的な運用のため,適宜変更する場合があります。
【効果】
① 大量の水とパイプライン内のゴミが混ざり合うことがなく、排水作業が短縮でき復旧時間を短くすることができる。
② 大雨の後、パイプライン内にゴミがないために、点検作業の時間が短縮できる。
平成30年10月13日
ゴミ収集パイプライン利用者の会
芦屋市市民生活部環境施設課